日本綜合医学会
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平成20年度予定

大会報告

岩崎 輝明
大杉 幸毅
一瀬 速
藤城 博
田下 昌明
真弓 定夫
平山 幸史
前田 清貴
     
     

  
   (1) 平成20年度大会・講演会

                                    (○印:非会員の一般者の参加可)

 行事名

<大会テーマ>、講師、講演テーマ
開催日
場所
一般
講演会

大塚 貢先生:米飯給食と花作りで非行をゼロにした旧真田町の小・中学校

3月16日

(東京)
九段会館

全国健康むら21ネット第3回全国大会

<いのちと環境を守る健康づくり・地域づくり>第一部 世界を救う健康づくり
      (日本再生と健康むらづくりのあり方)

  伊川健一:農による地域の再生
  大杉幸毅:日本の医療問題を考える
  森山まり子:森の再生と教育
  豊田裕章:子どもの健康と食育
  槌田 劭:使い捨て社会の転換を

第二部 超少食者に学ぶ

 辨野義己先生(理化学研室長):
          超少食者の腸内フローラ
 奥田豊子先生(大阪教育大教授):
             超少食者を科学する

パネルディスカッション
パネラー=辨野義己、奥田豊子、甲田光雄、安保 徹、昇 幹夫、 進行=福原宏一

4月27日(日)

   

(大阪)
エルおおさか

 四国大会(講演会)

寺山心一翁先生
田澤賢次先生(日本綜合医学会副会長)
9月7日
(日)
高知商工会館

第21回関西大会
(研究講演会)

大会詳細はこちら

10月5日
(日)

大阪中央公会堂

北海道大会
(講演会)

(未定)

10月12日(日)

札幌京王プラザ

第63回東京大講演会

<食医学による健康社会の実現を>

辰巳芳子先生 (いのちをいつくしむ家庭料理研究家)

白澤卓二先生 (順天堂大学大学院教授)

大国義弘先生 
(亀田病院 CL産業保健科医長、呼吸器内科医師)

大塚 貢先生 
(前上田市教育委員長、教育・食育アドバイザー)

幕内秀夫 先生 (フード&ヘルス研究所 所長)

  山口康三 先生 (日本綜合医学会 副会長)

11月3日
(月・祭)

(東京)
九段会館


 (2) 研修会

 行事名

講師
開催日
場所
内容
一般
一泊研修会

木村忠明先生
(ヘルスビジネスマガジン社会長)、他

6月21日〜22日

 

山梨県
棡原地区

かつての長寿村はなぜ短命化したのか。
長寿食、講演、発表、討論

断食キャンプ

藤城 博先生
(理事、日本食養の会会長)他

9月5日〜7日

     

千葉県
長柄町

ソフト断食・ウエイトロス、講義、軽い運動、座談会

大会報告
日本綜合医学会の第62回東京大講演会
平成19年11月4日(日)
開場9:15 開会9:45 閉会18:00
会場:よみうりホール  参加者:1100名
テーマ:GEMMAIが日本を救う

〜こころの教育とメタボ解消で日本再生!!〜
・講師(講演順敬称略)
藤城博・・・メタボ解消で健康長寿
田下昌明・・なぜ「三つ子の魂百まで」なのか?
真弓定夫・・「日本本来の姿」に戻す
平山幸史・・学校給食に玄米を
前田清貴・・病院が予防医療に動き出した


岩崎 輝明・・・東京大講演会 ご挨拶

日本綜合医学会は「未病を治す食医学」として昭和29年に東大名誉教授であり文化勲章受章者の二木謙三博士や、94歳でいまなお現役医師として活躍されている沼田勇永世名誉会長らによって創設された医学会です。こうした食事を中心とする代替医療が半世紀前に、我が国に創られていたのです。
私たちはいま一度、健康の原点に立ち戻り、世界が認め、実践する穀物と菜食を基調とする食生活に戻らなければなりません。玄米食を中心とした食医学のNPO日本綜合医学会は、明治の食医・石塚左玄(陸軍少将、薬剤監)を源流とする食医学でもあります。
この度の東京大会では、自分の健康は自分で守るという観点に立って学んでいただきたいと念願しています。

昭和19年10月21日 札幌生まれ
昭和38年 高校を終了後、札幌の繊維問屋に就職。
昭和46年 8年6ヶ月奉職後退社、玄米酵素を創業。玄米酵素と正しい食事の普及に乗り出す。
・玄米酵素の生みの親、岡田悦次氏との出会いによって、自分自身はもちろん、家族揃って健康を取り戻すことができ、玄米酵素普及を一生の仕事にしようという固い決意は、その時に生まれる。
現在、株式会社コーケン代表取締役社長/株式会社エコロ代表取締役社長。

大杉 幸毅・・・提言「日本再生への道」

健康には個人の健康と社会全体の健康があり、それらは不可分の関係にある。そこで、健康に関して社会的及び自然的環境との繋がりにおいての現在の日本の諸問題を論じ、日本再生への私見を提言する。
問題認識ー「美しき日本」が崩壊しつつある現状。現状に至った経過と原因ー西欧化、文化的植民地と高度経済成長。
これからは、名実ともに自立し、心の豊かさ(日本文化の復活と熟成)の育成と豊かな森と農業の再生をして、健全で品格のある社会を構築しなければならない。そのために次の意識改革が必要である。

1)経済よりいのち、健康優先
2)共存・共生・循環
3)日本人の誇りと自信
4)徳育(家庭教育・学校教育)
5)食育ー感謝の心と質の良い少食
6)自給率の向上と「援農隊」の設立、農育
7)志を持ち、自己実現を達成する
8)国民の意識改革で社会が変わる
9)病気の予防は、こころの健康が第一

1974年日本大学農獣医学部卒業。
1975年同学専攻科終了後、農林水産省入省。
1980年「血液循環療法」を修得・普及するため、同省を辞職し創始者の直弟子村上浩康氏に師事。
1982年赤門鍼灸柔整専門学校卒後、開業。
その後、普及のためのセミナー開始。
2000年血液循環療法専門学校設立(併設大杉治療院)。
2004年「健康小論文」優秀賞受賞
日本綜合医学会常任理事。
全国、健康むら21ネット世話人。
食養指導士。

 

一瀬 速・・・玄米がメタボ、糖尿を防ぐ
様々なデータから、玄米は白米に比べて血糖値が低くインスリン分泌も少ないため、ヘルシーであることが分かっています。その理由の一つに玄米は種皮(食物繊維)に覆われているので、摂取したときの種皮内のデンプンにアミラーゼ(酵素)が接触してデンプンの分解が行われるのに時間がかかるからです。また、全粒・未精製穀物は、メタボ・高血糖を抑制し、ひいては全ての生活習慣病を遠ざける食品です。
全粒穀物とその食物繊維が各種の生活習慣病を遠ざけることが明らかになり、アメリカなどでは、消費される穀物の16%が未精製の穀物とのことです(日本は0.3%程度)。日本は白米中心の考え方が変えられず、行政の栄養指導も遅れています。関係者は協力して、世界の動きに遅れず、玄米、雑穀、全粒穀物食品の普及に、本格的に取り組まなければなりません。
一瀬 速 プロフィール
1931年東京生まれ
1951年 東京農工大学・東京農林専門学校 農芸化学科卒業。
三菱レイヨン椛蜥|工場・富山工場27年間勤務(品質管理)。
潟rタポール22年間勤務(薬系営業)。
備前化成5年間勤務(商品企画、学術担当)。
25年ほど前に学会に入会。
現在、理事、食養学院教授。
技術士補(農業)。
 

藤城 博・・・メタボ解消で健康長寿

私たちの体は食べ物の化身

経済発展の共通の問題点に肥満と生活習慣病があります、これらは人種間の差や遺伝の要素は少ないといわれます。また、がんの原因の寄与割合は食事が35%、たばこが30%、酒が3〜7%という統計があり、つまり約70%の原因は、その人の飲食、嗜好中心のライフスタイルから発生するのです。
  ウェイト・ロス(健康減量)の要点は、栄養バランスの良い食材を適量食べて、適度に動くことと、時に断食を組み合わせて速やかに理想体重を目指し、その後それを維持することです。そうすれば生涯にわたって健康的な暮らしが可能です。食生活を正すことは、健康を維持するには大切なことなのです。

私たちの体を構成する60兆個の細胞と、体を日々、正常に代謝させているものは毎日口にする食べ物です。従って私たちはまぎれもなく、食べ物の化身なのです。そして食べ物は体の病気ばかりか、その人の精神(人格)にも影響することが分かってきました(脳内の不正な分子なくして不正な思考は生まれない。脳生化学者 シドニー・コーエン)。文字通り、医食同源であり、さらには「食を制する者は人生を制する」といっても過言ではないでしょう。本会にご縁のあった方は、先ずご自分が実行し、結果を出してから周りに食の大切さをお知らせ頂き、この予防運動を広めて下されば幸甚です。

藤城 博 プロフィール
1951年3月16日生まれ
診療放射線技師、柔道整復師、鍼灸師
食養の第一者、沼田勇博士に 20 年間師事、食養と坐禅を学ぶ。
千葉市に治療院経営の傍ら千葉、東京を中心に食養の講演と玄米食料理講習会を実施。
キレる子供達の正常化と学力向上を実現。
さらに断食道場を開設し、食養と断食を組合せ肥満などの根本的解消に成果を上げている。

田下 昌明・・なぜ「三つ子の魂百まで」なのか?

人格の中核をなすものの形成は、三歳までほとんど終了します。この中で重要な区切りは、下記の合計五つの期間です。
@「胎内期」・・・出世前心理学
A「生後一時間」・・・誕生の心理学
B「六週まで」・・・原信頼(基本的信頼)
C「六ヶ月まで」インプリンティング(刷り込み、刻印づけ
D「三歳まで」・・・アタッチメント(愛着行動)

田下 昌明 プロフィール
1937(昭和12)年、北海道旭川市生まれ。
医学博士。医療法人歓生会豊岡中央病院理事長。
北海道大学医学部卒、北海道大学大学院医学研究科修了。
日本小児科学会認定小児科専門医、日本小児科医会「子どもの心相談医」、日本児童青年精神医学会会員、日本家庭教育学会理事、北海道小児科医会理事。


真弓 定夫・・「日本本来の姿」に戻す
 米国のアルバートアインシュタイン医科大学外科教授の新谷弘実さんはその著書「病気にならない生き方」の中に次のように記しています。
「(前略)私たちは、自分がいまどのような習慣を持っているか、それは良い習慣なのか、悪い習慣なのか、きちんと見極めてから次世代に渡す責任があるのです。」
国民の健康にとって日本人の心身に適合した日本文化に則った情報なのか、それともスポンサーつきの経済優先の情報なのか、国民ひとりひとりがしっかりと識別、認識してそれを次世代に繋げて行かなければならない岐路に立たされているのではないでしょうか。
  小児科医として52年間、生まれたときにはみなすばらしい子どもたちが、日本人の本質に馴染まない生活によって変貌してゆくさまをみつづけてきた私の遺言としてお受け取りいただければ幸いでございます。
真弓定夫 プロフィール
昭和6年東京生まれ。
昭和30年東京医科歯科大学卒業後、同大学付属病院小児科学教室入局。
昭和36年より東京都西東京市の佐々病院小児科医長を務めた後、昭和49年東京都武蔵野市吉祥寺に真弓小児科医院を開設、現在に至る。
平成15年社会文化功労賞受賞。
 


平山 幸史・・学校給食に玄米を

食教育を重視した学校経営

学校給食に玄米を取り入れるなどの取り組みをしている中、生徒の一部には、食(玄米)に興味・関心を持ち始め、玄米食を家庭で導入してみたいと言う生徒も出てきた。また、少しずつではあるが生徒たちの言動が理想の生徒集団に近づきつつあるのも確かである。これからの本校(千葉 光中学校)生徒の頑張りと活躍にご注目いただきたい。
生徒の更なる可能性を引き出すには、日常の生活習慣の十枚の羽根のどこに息を吹きかけて動かすかにかかっているのではないかと思う。食も十枚の羽根の一枚であり、これからも、食教育を学校の経営の重点目標に据え、食と心、そして、食と脳についても追求しながら、生徒それぞれの良さを引き出す教育活動を展開していくつもりである。
 結びに、我々教職員は、生徒それぞれが、それぞれの花を咲かせて、初めて教育者としての喜びを味わえると信じている。
  教育は、子供達への種子まきである。教師としてどんな種子がまけるか?
  この言葉を大切にしながら、今後の学校経営を推進していきたい。


人皆に 美しき種子あり 明日何が咲く!!
咲かせてやりたい  それぞれの花を!!

平山 幸史 プロフィール
昭和25年千葉県九十九里浜に位置した光町に生まれる。
昭和48年船橋市立宮本中学校を初任校として、34年間学校教育・教育行政に携わっている。
特に、平成11年4月から5年間、野栄中学校校長として、当時、生徒指導困難校を新しい教育技術の展開と食教育(玄米給食の導入)で、模範校へと導いた。
現在は、千葉県教育委員会保健給食室長を歴任後、母校である光中学校の校長として、食教育を基盤とした学校経営に尽力している。
 


前田 清貴・・病院が予防医療に動き出した

未来医療について

健康とは、ただ単に病気でないという状態ではありません。肉体的には栄養、水分、酸素、排泄、運動、睡眠など自己コントロールができ、精神的には生きがいを持ち、苦難に立ち向かう心と気力を兼ね備え、そして奉仕の心で仲間を助け合う充実した社会生活が送れるような状態を健康と考えています。その健康維持を助けることを医療ということになります。私は、医療に関わる仕事をする人をその資格に関わらず”医療人”と呼んでいます。医療人は国民、さらに人類の健康を維持する義務があります。ですから常に努力しなければなりません。ただ与えられた受身の医療をするだけでなく、国民の為に働く努力によって医療制度を変え、ゲノムや移植など有効と考えられる新しい医療も積極的に取り入れ、そして正しい医療情報を自ら吟味し、大衆に発信しなければならないと考えています。あらゆる職種を超えた医療人としての立場で共に人類の健康の為に努力しようではありませんか。

前田清貴 プロフィール
1952年、沖縄県生まれ。秋田大学医学部卒。大学病院勤務を経て、故郷沖縄の民間病院に勤務。その後、鹿児島離島の病院に勤務し、オールラウンド・ドクターとして経験を積む。現在、医療講演、救急医療体制の整備をはじめ、全国を対象に医師の育成や病院経営指導を行っている。
医学博士。東京医科歯科大学臨床教授。医療法人社団木下会千葉西総合病院総長。鎌ケ谷総合病院院長。
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